散歩中にしかトイレが出来ないシニア犬のトイレのしつけ方5ステップ

  • 外でしかトイレが出来ない。
  • 雨の日、地面や草が濡れいていると外でもしないことがある。
  • 外でしかトイレをしないので、家族が帰宅するまで我慢している。
  • 膀胱炎になったことがあるから我慢させたくない。
  • 室内ではおしっこもうんちもしないシニア犬でもしつけできるの?
  • 方法はネットや本で読んだことがあるけれど、やり方がいまいちわからない。また、やってみたけど上手くいかなかった。

 

シニア犬だからとトイレトレーニングをあきらめていませんか?

 

犬達はいくつになっても学習する能力があります。

 

セラピードッグの育成をしていた時のお話です。
保健所から救助されてセラピードッグとなった犬たちは、セラピー活動の前にハンドラーの掛け声によって排泄を促し、トイレが出来るように
トレーニングしています。年齢・育った環境も様々ですが、毎日コツコツトレーニングを積むことでほとんどの犬達がトイレトレーニングをクリアしていました。

なかなかトレーニングが進まず途中であきらめてしまった方、つまずいた時の対処法をご紹介しています。

一つ一つ細かいステップに分けていますので、愛犬を褒めてあげることも多く、家族も少しずつトレーニングが進んでいることがわかりやすいので楽しく続けることが出来ます。

愛犬も家族もトレーニングを楽しく進めてみましょう♪

 

 

 

 

 

室内でトイレが出来たほうがいい理由とは?

外でしかトイレをしない犬は雨、台風、雪の日など天候が悪かったりとても寒い状況でも連れ出さなければいけません。

老犬になると一日にトイレの回数が増えることがありますので、早朝や夜中など一日何回も外に連れ出すことは家族にとっても大きな負担になります。

トイレの回数が増える理由は

〇老化による現象・・・膀胱周りの筋力が低下し我慢が出来なくなったり、一度に尿を出し切れず残尿感でトイレの間隔が短くなる。

〇病気による現象(腎不全、子宮蓄膿症、膀胱炎、前立腺肥大、クッシング症候群など)

〇心因性多尿・・・環境が変わったり、痛みによるストレスで多飲になる

室内でトイレが出来るようになれば、高齢になり足腰が弱ってきたり体調が悪くてお散歩に出られない時でも我慢せずにトイレができるので愛犬の負担も減ります。

 

 

ストレスシグナルとは?

 

シニア犬のトイレトレーニングは時間がかかることがあります。

毎日続けていく中で、注意していただきたいのが

*犬に無理をさせないこと*

犬達は感じ取る力に長けていますので、家族の焦りは伝わってしまいます。

・シートに近づかない、シートを踏みたがらない
・あくびをする
・パンティングする
・しっぽが下がる
・急に座り込んで後ろ足で首を掻く
・鼻を舐める

などの行動がみられたら、トレーニングにストレスを感じているシグナルである場合があります。
その時は、’’環境’’(落ち着いてトレーニングできる場所ですか?)、
’’家族の対応’’(あせりが伝わっていませんか?)、
’’トレーニングの進め方’’(次のステップに進むのが早すぎたのかもしれません)をもう一度見直していきましょう。

 

トレーニングの進め方

ステップ1 ゴールを決める。

 

例えば

・お散歩中は外で、お留守番中我慢できない時自分で室内トイレに行って排泄出来るようにする
・排泄は全て室内で出来るようにする。
・うんちは外で。まずはおしっこだけ室内で出来るようにする。
・玄関出てすぐの庭で出来るようにする。
・玄関にトイレを設置してそこで出来るようにする。(段差をなくしてあげるか自分で降りれるように工夫する)
・排泄は外でOK、掛け声でトイレが出来るようにする

など愛犬に合った目標を決めてあげましょう。もちろんトレーニングの途中で変更してもOKです。

 

ステップ2 掛け声=トイレ のイメージを付ける為にまずは外で掛け声をかける。

 

掛け声を決める

掛け声を決めて家族で統一しましょう。

(掛け声の例:おしっこの場合「ワンツーワンツー」「おしっこ、おしっこ」「チーチー」「シーシー」「ピーパス、ピーパス」など。うんちの場合は「うんち、うんち」「プップー」など。)

掛け声のかけ方

排泄をし始めたら決めた声を掛けます。

排泄をする体制になったら声を掛けます。

排泄をしそうなそぶりを見せたら声を掛けます。

いつもする排泄の場所に行ったら声を掛けます。

どのステップでも、出来たら思いっきり褒めます。

ここでつまずいたら!

☞ 次のステップに進んだ時、排泄の行為が止まってしまったり、ストレスを感じるようならあせらず前のステップに戻りましょう!

ステップ3 足裏で、シートの感触を覚えてもらいましょう。

 

キレイ好きな犬達は、おしっこがより吸収しやすい場所でする習性があります。ですから、足の裏の感触でトイレを覚えます。

外で排泄をしている最中に(終わりかけ)そっとシートを排泄がかかるように後ろ脚の間に滑り込ませます。
最初は足で踏ませなくてもオッケーです。(声かけもしながら)

シートがあることに違和感がないようなら、外で排泄をしている最中に(中盤から終わりかけ)そっと後ろ足をもちあげシートを踏ませてシートにおしっこがかかるようにします。

足をあげておしっこする犬にはさらにペットシートを巻きつけたペットボトルに当てるようにします。(声かけもしながら)


上記の方法で違和感が無いようなら、排泄の場所に行ったときシートを置いて声をかけてみます。

ステップ4 室内でトレーニング<トイレへの誘導の仕方>

ここまで出来るようになり、いきなり室内でできる犬もいますし
庭や玄関(より外に近い環境)で出来るようになってから室内で出来るようになる犬もいます。

トイレの場所を作りましょう

少し大きめにトイレの場所をとりシートをひきます。
場所は寝床から離しましょう。

☆POINT☆外で排泄している時と似た環境にするために、砂利や草、土などをまばらに敷いてもOKです。(これは徐々に減らしていきます。)
☆POINT☆自分のおしっこが少しついたシートや他の犬のおしっこがついたシートなどを使用するとしやすくなる犬もいます。

誘導しましょう

排泄をするタイミングが来たら、誘導します。抱っこして連れていくのはあまり効果がありません。自分の脚でトイレに行き、成功した!という経験を
積ませてあげてください。
誘導の仕方ですが、あまり興奮しすぎないおやつ(愛犬のおやつランク1,2,3位をあらかじめ把握しておきましょう)を犬の鼻先にもっていき嗅がせながらトイレへ歩かせます。

ここでつまずいたら!

☞ もしシートを踏むことを嫌がるようなら、まずはシートの上にあがることを目標にしましょう。シートの奥からおやつをシートの上におやつをばらまいたりすると
手前から徐々に食べ、戻っては食べを繰り返しているうちに上がれるようになってきます。いきなり奥だけにおやつを置くのではなく手前から徐々に奥へと道を作ってあげてください。

 

 

ステップ5 室内でトレーニング<トイレで掛け声をかける>

誘導が出来てシートの上にのることが出来るようになったら、掛け声をかけます。あせったり、プレッシャーを与えないように気を付けましょう。

ここでつまずいたら!

☞ 犬によってはシートに誘導されて扉を閉められトイレに閉じ込められると出来なくなってしまう犬もいます。その時は扉を開けておいてあげましょう。
シートから出てしまうようならさりげなく人がその場にしゃがんで足などでバリケードを作ってあげたりして、掛け声をかけ続け”トイレをすること”に集中させてください。

ここでつまずいたら!

☞ トイレに集中しない。すぐシートから出たがる。時は、前のステップに戻り外でシートの上にするで終わりにしましょう。

 

以上の細かいステップを地道にクリアしていき、毎日コツコツとトレーニングしていきましょう。

ここでつまずいたら!

☞ どうしてもうまくいかない。。。 シートではなく、片付けや匂いの問題がありますが室内トイレに人工芝を敷き詰める(芝の下にはシートを)方法もあります。
場所を覚えてくれたら、徐々に人工芝を減らしていく(例えば芝と芝の間にシートをのぞかせることから始める)ことで覚えてくれることもあります。

 

愛犬がストレスなく排泄が出来る愛犬に合った方法を見つけてあげましょう。

 

トレーニングの様子を記録しておいて、家族で共有し協力しながら進めていきましょう。

お留守番が多い愛犬の場合はトレーニングを引き受けてくれるシッターを利用したり、お休みの日や朝や帰宅時になるべく
成功させてあげるようにしましょう。

トレーニング中、上手くいかないこともあるかもしれません。その時愛犬に対して怒ったり「あーあ!」と残念がったりせずに

無言で片付けてまた次のタイミングでトライしましょう。愛犬にとって排泄の時間が嫌なものになってしまうと、隠れてするようになってしまいます。

 

この記事にのせた細かいステップを一つ一つクリアし、そのたびに愛犬を褒めてあげることで楽しくトレーニングしていってくださいね。

 

Enjoy a senior dog life !!!

 

dog nanny

http://dog-nanny.com

トイレの作り方

 

・サークル全面をトイレにする
・シートを敷きアクリルや網で壁作る
・市販のトイレを使う。 網付きトイレトレー、網なしトイレトレー、クリアレット飛散ガード、高さのあるトイレトレー、持ち運びできるシリコン製のトイレマット
必ず犬が自由に出入りできる場所に設置してください。
いつもいる部屋の隣の部屋や廊下などに設置する場合は扉を開けておきましょう。

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